K18GPは剥がれる?変色・黒ずみ・錆びる時の手入れと売る時の扱い

K18GPのメッキが剥がれる理由と手入れを解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、造幣局・国税庁・消費者庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、海外の公的機関の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

お気に入りのK18GPのネックレス、留め具のあたりの色が変わってきて気になっていませんか。

結論から言うと、K18GPは表面だけが金のメッキなので、使ううちに剥がれることがあります。剥がれた所から見えるのは、メッキの下の金属の色なんです。

この記事では、剥がれや変色が起きる理由と、手入れで気を付けること、売る時の扱いが分かります。

刻印が気になる人

K18GPのネックレスの留め具だけ、色が違ってきました。もう使えないんでしょうか?

案内役

メッキが薄くなって、下の金属が見えてきたのかもしれません。磨いて戻そうとすると剥がれが進むので、まずはそっとしておきましょう。

目次

K18GPは剥がれる?メッキの耐久性の考え方

先に結論

K18GPのGPは金メッキの記号で、金は表面の薄い膜だけです。こすれやすい所から薄くなり、剥がれてくることがあります。

日本ジュエリー協会(JJA)の表示規定で、GPは金めっきの記号です。おたからやも「金メッキは、金以外の金属に金を薄く貼り付けたもの」と説明しています。

つまり、K18GPの耐久性は、表面の薄い膜がどれだけもつかで決まる、と考えておくと分かりやすいですよね。

剥がれやすい所はこすれる所

剥がれが目立ちやすいのは、肌や服、ほかの金属とよくこすれる所です。

  • ネックレスの留め具や引き輪のまわり
  • チェーンのつなぎ目
  • 指輪の内側や、手のひら側
  • ブレスレットの机に当たる面

『毎日つけていたら、ここだけ色が違う』という所があれば、そこが一番こすれていた所なんです。

メッキの厚みは品によって違う

JJA規定では、めっきの厚みを示す時に「GP 3μm」のように最小の厚みを付けるとしています。

同じK18GPでも、メッキの厚みは品によって違います。刻印に厚みの表示がなければ、どれくらいもつかを刻印から知ることはできません。

K18GPのメッキがこすれやすい所から剥がれて下の金属が見える様子を示した図解

K18GPの変色・黒ずみ・錆びるように見える理由

『金は錆びないって聞くのに、黒ずんできたのはなぜ?』と思う方も多いはずです。

実は、変色して見えるのは、表面の金そのものではないことが多いんです。

見え方考えられること確かめること
一部だけ銀色や赤っぽいメッキが剥がれて下の金属が見えている剥がれた場所と範囲
黒ずみ・くすみ剥がれた所の下の金属や、表面の汚れ拭いて落ちる汚れか
緑や茶色の点下の金属の変化や汚れ広がっていないか
全体の色が薄くなったメッキが全体に薄くなっている留め具など他の場所の色

JJA規定にも、表面のめっきや、酸化・硫化などの化学変化による表面の色で、カラーゴールドの名前を付けてはいけない、という一文があります。表面の色と中身が違うことがある、という考え方です。

色が変わったからといって、すぐに偽物と決めつける必要はありません。

k18gp 錆びるかどうかの答え

K18GPが錆びるかどうかは、メッキの下にどんな金属が使われているかで変わります。

メッキが残っている所は金色のままでも、剥がれた所から下の金属が空気や汗に触れると、色が変わって見えることがあります。

金のK18なら事情が違います

中まで18金の品と、K18GPの品では、色の変わり方の理由が違います。K18GPとK18の違いはK18GPとはで詳しく説明しています。

K18GPの手入れで気を付けること

刻印が気になる人

黒ずんだ所を磨けば、元の金色に戻りますか?

案内役

メッキの品は、磨くとかえって金の膜が薄くなってしまうんです。やわらかい布で汚れを拭く程度にしておきましょう。

k18gp 手入れのポイントは、「落とす」より「傷めない」です。

おたからやは金メッキについて「表面を磨くとメッキ層が薄くなり価値が下がる場合がある」と案内しています。また金製品全般について、無理に磨いたり薬品で洗ったりすると、表面を傷つけたり色味を損ねる恐れがある、としています。

K18GPの手入れチェック
  • 使ったあとは、やわらかい布で汗や汚れをそっと拭く
  • 研磨剤入りのクロスや、ブラシでこすらない
  • 薬品や洗浄液に浸けない
  • ほかのアクセサリーとぶつからないよう、分けてしまう
  • 剥がれが広がってきたら、買ったお店に相談する

剥がれてしまった時はどうする?

『母からもらった大切なものだから、買い替えはしたくない』という気持ち、よく分かります。

剥がれた所を自分で塗ったり削ったりするのは控えましょう。直せるかどうかは、買ったお店やアクセサリーの修理を受け付けている店に、品物を見せて相談するのが安心です。

自分で削る・薬品を使うのは控えて

メッキの下を確かめようとして削ったり、薬品を付けたりするのはおすすめしません。傷が付いて価値が下がりますし、危ないこともあります。

剥がれた所の色でメッキだと分かることもある

『刻印がかすれていて、GPかどうか読めない』という時もありますよね。

そんな時、こすれた所の色が金色と違っていれば、メッキの品かもしれない、という手がかりになります。

ただし、見た目だけで金かどうかを言い切ることはできません。色や重さ、音などで分かることと分からないことは、見た目で金は見分けられる?で説明しています。

色が変わった品の確かめ方
  1. 刻印をルーペで読み、GP・GF・WGPなどの記号を探す
  2. 色が違う場所と範囲を、写真に残しておく
  3. 磁石を近づけて、強く引き付けられないかを見る
  4. 磨かず、そのままの状態で店に見てもらう

刻印、磁石、重さを使った確かめ方は、金と金メッキの見分け方にまとめています。

色が変わった品を確かめる手順と、してはいけないことをまとめた図解

メッキが剥がれたK18GPは売れる?

剥がれていても査定する店がある

おたからやは「表面のメッキが部分的に剥がれていても査定可能です」としています。削ったり磨いたりする必要はない、とも案内しています。

ただ、金メッキの扱いは店によって違います。

コメ兵はGP表記のものは買取不可、RE:TANAKAもメッキ品を買取できないものに挙げています。大黒屋は、金としては評価されないものの、宝石付きやブランドのアクセサリーなら宝石・ブランドの価値で買取が可能としています。

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刻印の読み方に迷ったら、査定で確かめる

刻印が読めない金や刻印の無い金も、店頭で品位と重さを確かめてもらえます。出張査定も選べるので、金額と内訳を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

刻印だけでは中身が分からない時は、店で品位と重さを確かめてもらうのが確実です。

「留め具の色が変わってきたネックレスです。K18GPとありますが、剥がれたままで見てもらえますか?」と、そのまま伝えてみてください。

値段の付き方はK18GPは売れる?金メッキの買取価格で詳しく扱っています。

K18GPの剥がれ・変色でよくある相談

ここでは、K18GPの剥がれや変色について寄せられる相談を、内容を要約して取り上げます。

相談1:18KGPって錆びますか?

金メッキということは、いつかは錆びるのか、という相談です。

答えは、表面の金の膜が残っている間は金色のまま、剥がれた所から下の金属の色が変わることがある、です。拭く手入れで、汗や汚れを残さないようにしておきましょう。

相談2:24KGPの金杯が灰色に変色した。手入れの方法は?

頂き物の24KGPの金杯が、灰色っぽく変わってきたという相談もあります。

24KGPも金メッキの表示です。

磨いて戻そうとすると膜が薄くなるので、やわらかい布で拭く程度にとどめておくのが安心です。金杯の刻印は24KGP・K24GPとはでも見ています。

相談3:金メッキのネックレスが剥がれてきた。どうしたらいい?

親からもらった大切なネックレスで、買い替えはしたくない、という相談です。

自分で直そうとせず、買ったお店や修理を受け付けている店に見てもらいましょう。売るつもりがなくても、刻印と状態を写真に残しておくと、相談がしやすくなります。

よくある質問

K18GPは剥がれますか?

GPは金メッキの記号で、金は表面の薄い膜だけです。こすれやすい所から薄くなり、剥がれてくることがあります。

K18GPが変色したのは偽物だからですか?

変色だけで偽物とは言えません。メッキが剥がれて下の金属が見えている、表面に汚れが付いている、などのことがあります。

K18GPの手入れはどうすればいいですか?

やわらかい布で汗や汚れを拭く程度にしましょう。磨くとメッキが薄くなるので、研磨剤や薬品は使わないのが安心です。

メッキが剥がれたK18GPは売れますか?

店によって扱いが違います。おたからやは部分的に剥がれていても査定可能としていますが、メッキ品を買取の対象外としている店もあります。

まとめ

この記事の要点
  • K18GPは表面だけが金のメッキで、こすれる所から剥がれることがある
  • 変色や黒ずみは、下の金属や表面の汚れが原因のことがある
  • 手入れはやわらかい布で拭くまで。磨く・薬品は控える
  • 剥がれた所の色はメッキの手がかりになるが、見た目だけで言い切らない
  • 剥がれていても査定する店はあるが、扱いは店ごとに違う

刻印全体の読み方は、金の刻印の見方ガイドにまとめています。

金の刻印.jp

金の刻印.jp 編集部

手元の金製品に打たれた刻印(K24・K18・750・GP・GF・ホールマーク・海外の表記など)の意味と、本物かどうかの確かめ方、刻印の無い金の扱い、査定に出すまでの流れを、公的機関・業界団体・各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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