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古い指輪の内側に「純金」や「十八金」と漢字で打ってあって、K24やK18と同じなのか気になっていませんか。
結論から言うと、漢字の金の刻印は、日本の業界ルールに意味が決まっているものと、中国などの表記と、意味を確認できないものに分かれます。
この記事では、よく見る漢字の刻印を一覧にして、それぞれの読み方と確かめ方をお伝えします。
母の指輪に「純金」とだけ打ってあって、K24の文字がありません。これで本物なんでしょうか?
「純金」も純度を示す表記の1つなんです。K24と一緒に打たれていなくても、おかしくはないんですよ。
漢字の金の刻印は3種類に分けて読む
漢字の刻印は「日本の規定に意味があるもの(純金・金)」「中国などで使われる表記(足金・金純など)」「公的な意味を確認できないもの(K黄金など)」の3つに分けて読むと整理しやすいです。
漢字だと、K18や750より読みやすい気がしますよね。
ただ、同じ「金」の字でも、どこで作られた品かによって意味が変わることがあるんです。
| 刻印 | 主に見られる品 | 読み方の目安 |
|---|---|---|
| 純金 | 日本の古い指輪・仏具・メダルなど | 999‰以上の金を示す表記(JJA) |
| 金(品位の併記なし) | 日本の古い品 | JJAでは品位999でなければならない表記 |
| 十八金・二十四金 | 日本の古い品 | 18金・24金を漢数字で書いたもの |
| 足金・足金999 | 中国本土・香港の品 | 中国本土は990‰以上、香港は999以上 |
| 千足金・千足・千金・金純 | 中国などの品 | 店によって評価の説明が違う |
| K金・K黄金 | 海外の品など | 下で説明 |

日本の漢字の刻印|純金・金・十八金の読み方
「純金」は999‰以上の金
日本ジュエリー協会(JJA)の表示規定では、999‰以上の純度の製品に、最高品位を示す「純」を使うことができる、としています。
つまり「純金」は、999‰以上の金を示す表記なんです。
田中貴金属のRE:TANAKAも、特定品の条件にある金製品の品位刻印として「純金、K24、1000、999」を並べています。
「金」とだけある刻印
JJAの規定には、「金」または「金製」の表示で品位を併記しない場合は、品位999でなければならない、という決まりがあります。
『金の一文字だけって、ちゃんとした刻印なの?』と思いますよね。
日本の規定に沿って打たれたものなら、999の金を示す表記として読めます。ただ、規定に沿って打たれたかどうかまでは刻印だけでは分からないので、店の検査で確かめるのが安心です。
「十八金」「二十四金」は漢数字の書き方
十八金は18金、二十四金は24金を漢数字で書いたものです。
JJAの規定にも、金張りの素材を漢字で「純銀 18 金張り」と書く例があり、「18金」という言い方が使われています。
「十八金」の後ろに「張」や「メッキ」の文字が続いていたら、中まで18金の品ではありません。漢字の刻印も、最後の1文字まで読んでみてください。
24金や純金の刻印の見方は24金の刻印|K24・999・純金・1000の見方で詳しく扱っています。
中国などの漢字の刻印|足金・千足金・金純の違い
ネックレスの留め具に「金純」と、逆向きに読めるような刻印があります。これは何ですか?
中国などで作られた品に見られる刻印なんです。日本の「純金」とは読み方も基準も違うので、分けて考えましょう。
「足金」は中国本土と香港で基準が違う
中国本土の国家規格では、「足金」は金の含有量が990‰以上の飾り物に使う名前です。999‰以上の金も、名前としては「足金」で、刻印は「足金999」になる、と北京市の区政府の記事が説明しています。
一方、香港の法令では、「足金」と呼べるのは999以上の金とされています。
| 刻印 | 中国本土 | 香港 |
|---|---|---|
| 足金 | 990‰以上 | 999以上 |
| 足金999 | 999‰以上の金の刻印 | 公的な説明は確認できない |
| 千足金 | 2016年の規格改正で名前が削除 | 公的な基準は確認できない |
『足金って書いてあれば純金と同じでしょう?』と思いがちですが、地域によって基準が違うんです。
「千足金」「金純」の扱いは店によって違う
千足金は、中国本土の規格では2016年に改正が実施され、純度の名前から削除されました。
大黒屋は公式サイトで、中国などで流通する「千足金」について、「弊社では22金~23金程度の評価となります」と書いています。同じページで、こうした品の留め具にはS字やW字の特徴があり、「金純」「千金」「千足」といった刻印がある、とも説明しています。
千足金をどう評価するかは、店ごとに説明が違います。刻印の文字だけで純度を決めず、検査の結果で判断してもらいましょう。中国の刻印は中国の金の刻印|足金・千足金・足金999で詳しく扱っています。
「K金」「K黄金」の刻印はどう読む?
「K金」や「K黄金」と打たれた品を見て、迷う方も多いはずです。
中国本土の市場監督当局の消費者向けの解説では、「24K金」「18K金」「14K金」のように、カラットの数字に「K金」を付けた呼び方が使われています。同じ解説では、金のことを「黄金」と書いています。
ただ、数字の無い「K金」や「K黄金」という刻印について、純度を決めた公的な説明は確認できませんでした。日本のJJAの規定にも出てきません。
- 近くに18や14などの数字が無いかを探す
- 750や585などの千分率の刻印も無いかを見る
- 海外で買った品か、もらった品かを思い出す
- 意味を決めつけず、写真を撮って店で相談する
漢字の刻印がある金を売る前に確かめること
漢字の刻印も、K18や750と同じで、あくまで手がかりです。
ここが大事なところですが、最後は店の検査で純度を確かめてもらいます。
おたからやは、蛍光X線分析装置で金やプラチナの含有量を測っていると公式サイトで案内しています。海外で購入して金の純度が不明な品も、相談を受け付けているそうです。
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刻印の読み方に迷ったら、査定で確かめる
刻印が読めない金や刻印の無い金も、店頭で品位と重さを確かめてもらえます。出張査定も選べるので、金額と内訳を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
店では、こんなふうに伝えるとスムーズです。
「指輪の内側に漢字で純金と打ってあります。古い品なので、純度を測ってもらえますか?」
古い品の刻印の事情は、昔の金の刻印|古い指輪の「純金1000」でも説明しています。

よくある相談|知恵袋で多い漢字の刻印の疑問
Yahoo!知恵袋には、漢字の刻印についての相談がよく寄せられています。代表的なものを3つ取り上げますね。
K18やK24が無く「純金」とだけある。本物?
K18やK24の刻印は無く、ただ純金とだけ打ってある品は本物か、という相談です。
JJAの規定では、純金は999‰以上の金を示す表記です。K24と一緒に打つ決まりがあるわけではないので、純金だけの刻印もおかしくはありません。
本物かどうかは刻印だけでは言い切れないので、店で検査してもらってください。
古い指輪に漢字で「金」とだけ。そんな刻印はある?
古くて変形した指輪に、漢字で金とだけ、少し歪んだ刻印がある、という相談です。
JJAの規定では、品位を併記しない「金」の表示は、品位999でなければならないとされています。こうした刻印の品があること自体は不思議ではありません。
刻印が歪んでいるのは、使っているうちに形が変わったせいかもしれません。変形していても、そのまま持ち込んで大丈夫ですよ。
「K24 純金 足金999」と打ってあるリングは24金?
K24・純金・足金999と並んだ刻印のリングを買ったけれど、本当に24金か、という相談です。
中国本土の規格では、足金999は999‰以上の金の刻印とされています。表示の意味としては24金と同じ方向の表記が並んでいる、と読めます。
ただ、刻印が正しいかどうかは刻印だけでは分かりません。購入先を疑う必要はありませんが、売る時は店の検査で純度を確かめてもらいましょう。
刻印全体の読み方は金の刻印の見方ガイドにまとめています。
よくある質問
純金とK24は同じですか?
JJAの規定では、純金は999‰以上、K24は999に当たる表示で、どちらも最も高い品位を示す表記です。
漢字の刻印の金は日本で売れますか?
刻印が漢字だから売れない、ということはありません。おたからやのように、海外で購入した純度の分からない金も相談を受け付けている店があります。
「白金」と打ってあるのは金ですか?
造幣局は、本来の白金はプラチナのことでホワイトゴールドとはまったく異なるものと説明しています。白金の刻印は別の記事で扱っています。
漢字の刻印を自分で確かめる方法はありますか?
自宅では磁石に付くかや、重さを見るくらいにしておきましょう。削ったり薬品を付けたりすると傷が付くことがあるので、勧めません。
まとめ
- 漢字の金の刻印は、日本の表記・中国などの表記・意味を確認できない表記に分けて読む
- 純金は999‰以上の金、品位を併記しない「金」は品位999でなければならない表記(JJA)
- 十八金・二十四金は18金・24金の漢数字の書き方
- 足金は中国本土で990‰以上、香港で999以上と基準が違い、千足金の評価は店によって説明が違う
- K金・K黄金は意味を決めつけず、店の検査で純度を確かめる






