刻印の違う金をまとめて売る|K18・K14・プラチナ・メッキが混ざった時

刻印の違う金をまとめて売る時の分け方を解説する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、造幣局・国税庁・消費者庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、海外の公的機関の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

K18の指輪にK14のピアス、プラチナのネックレスやメッキのブレスレットまで、刻印の違うアクセサリーが混ざっている方も多いはずです。

結論から言うと、刻印の違う金をまとめて売る時は、刻印で品位ごとに分けてから持ち込み、品位ごとの内訳を聞くのがいちばん分かりやすい方法です。品位によって1gあたりの単価が違うので、まとめた合計だけでは中身が見えないんです。

この記事では、混ざった品の仕分け方と、メッキやコンビの品の扱い、内訳の聞き方が分かります。

刻印が気になる人

K18とK14、それにプラチナも少しあります。全部まとめて1つの袋で持って行ってもいいですか?

案内役

それでも見てもらえますが、品位ごとに分けておくと、お店の説明がぐっと分かりやすくなりますよ。分け方を一緒に見ていきましょう。

目次

刻印の違う金は、品位ごとに単価が違う

先に結論

金の買取価格は、品位ごとの1gあたりの単価と重さで決まります。K18とK14では単価が違うので、まとめて売る時も品位ごとに計算されるんです。

なんぼやは公式サイトで、「お持ちいただいたお品物を計測し、相場×重量によって査定金額を導き出しています」と説明しています。

品位ごとの単価の違いは、例えば次のとおりです。

品位RE:TANAKAのリサイクル価格(1gあたり)例えば5gなら
K2420,850円104,250円
K1815,214円76,070円
K1410,978円54,890円
K107,535円37,675円
Pt9006,595円32,975円
Pt8506,094円30,470円

田中貴金属工業のRE:TANAKAが2026年10月20日17時に発表したリサイクル価格(税込・手数料込み)です。記事執筆日時点の参考値で、この金額で売れることを約束するものではありません。

同じ5gでも、K18とK14では2万円以上の差がある計算になります。だからこそ、どの品がどの品位として見られたかを知っておきたいんですよね。

まとめて売る前に、刻印で仕分ける

『分けるといっても、刻印が小さくて読めない…』という方もいますよね。

スマホのカメラで拡大したり、ルーペを使ったりすると読みやすくなります。ネックレスは留め具やプレート、指輪は内側に刻印が入っていることが多いです。

袋入れる品の刻印の例メモしておくこと
24金K24・999・純金品物の種類(メダル・アクセサリー)
18金K18・750・18K色の記号(WG・PGなど)があるか
14金K14・58518金と取り違えていないか
10金・9金K10・416・417・K9・375海外で買った品か
プラチナPt1000・Pt950・Pt900・Pt850金と組み合わさっていないか
メッキ・金張りGP・GF・HGE など中の金属の刻印があるか
コンビK18とPt900が並んだ品 など刻印が部分ごとにあるか
不明刻印なし・読めないどこを探したか

日本ジュエリー協会(JJA)の表示規定では、K18と750、K14と585は同じ品位を表します。18Kのように数字の後ろにKがある刻印は、海外で使われることがある書き方です。

混ざった品を仕分ける手順
  1. 明るい場所に布を敷き、品物を全部並べる
  2. 刻印を一つずつ読み、写真を撮っておく
  3. 上の表の袋に分け、袋ごとに品物と刻印をメモする
  4. 家庭用のはかりがあれば、袋ごとの重さも量っておく

意味の分からない英字や記号がある品は、推測で決めずに「不明」の袋へ入れておけば大丈夫です。

刻印の違う金を、24金・18金・14金・プラチナ・メッキ・不明の袋に分けてから持ち込む流れの図解

メッキや刻印なしの品も一緒に見てもらう

刻印が気になる人

GPと打ってあるブレスレットも混ざっています。メッキは持って行かない方がいいですか?

案内役

お店によって扱いが違うんです。捨てずに別の袋に入れて、一緒に持って行って聞いてみましょう。

GPは金めっき、GFは金張りの記号で、どちらも表面だけが金です。金メッキの品の扱いは、お店ごとに次のように違います。

お店金メッキ(GP)の扱い(公式の記載)
おたからや金メッキ製品も査定対象。メッキ層を測り、実際の含有量で査定
大黒屋金としては評価されない。宝石付きやブランドの品は、その価値で買取可能
コメ兵GP(金メッキ)、GF(金張り)表記があるものは買取不可
RE:TANAKAメッキ品は買取できないものに含まれる

金メッキの品の値段の付き方は、K18GPは売れる?で詳しく紹介しています。

刻印の無い品も捨てない

刻印が見当たらない品も、金ではないとは限りません。造幣局は品位証明(ホールマーク)を任意の制度としていて、マークの無い製品もあると説明しています。

おたからやは「刻印のない金・貴金属でも査定・買取が可能です」とし、蛍光X線分析装置で金の含有量を測ると案内しています。『どうせ金じゃないだろう』と決めつけず、「不明」の袋ごと見てもらいましょう。

金とプラチナのコンビの品はどう見られる?

金とプラチナを組み合わせた指輪や、K18とPt900の刻印が並んだネックレスもありますよね。

JJAの表示規定では、複数の素材を使った製品は、素材ごとに品位を表示するとされています。プラチナの部分に「Pt900」、金の部分に「Au750」というように、刻印が部分ごとに入っていることがあるんです。

RE:TANAKAは、複数の品種・品位のコンビ製品も「それぞれのパーツごとに」品位を特定すると案内しています。例として「Pt850/K18のリング」が挙げられています。

コンビの品で聞いておきたいこと
  • 金とプラチナを、それぞれ何gとして見るか
  • 部分ごとの品位をどうやって確かめるか
  • 留め具のバネなど、金属ではない部品の重さをどう扱うか
  • 宝石が付いている時、石の価値も見るかどうか

石の扱いもお店で違います。RE:TANAKAは、ダイヤモンドや色石、パールなどの石の価値は評価しないと明記しています。コンビの刻印の読み方は、金とプラチナ・銀のコンビの刻印で詳しく説明しています。

品位ごとの内訳を聞いてから決める

まとめて持ち込んだら、合計の金額だけでなく、品位ごとの内訳を聞いておきましょう。

おたからやは0.1グラム単位で重さを量ると案内しています。内訳が分かれば、自分で量った重さや、公表されている単価と照らし合わせられます。

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刻印の読み方に迷ったら、査定で確かめる

刻印が読めない金や刻印の無い金も、店頭で品位と重さを確かめてもらえます。出張査定も選べるので、金額と内訳を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

刻印だけでは分からない時は、お店で品位と重さを確かめてもらうのがいちばん確実です。こんなふうに伝えると話が早いですよ。

「刻印ごとに袋を分けてきました。品位ごとに、重さと1gあたりの単価を教えてもらえますか?」

「メッキと刻印の無い品も入っているので、品物ごとに結果を聞かせてください」

合計の金額だけで決めない

合計だけでは、どの品がどの品位として見られたかが分かりません。品位ごとの重さと単価を聞き、メモしてから決めましょう。

まとめて売る時に品位ごとの重さと単価の内訳を聞く項目をまとめた図解

査定の流れは金の刻印を確かめてから査定に出すで、少しでも納得して売るための準備は刻印のある金を高く売るコツで紹介しています。

刻印の違う金をまとめて売る時によくある相談

ここでは、刻印の違う金をまとめて売る時に寄せられることの多い相談を、要約して取り上げます。

相談1:金とプラチナが少しずつある。まとめて売れる?

金とプラチナのアクセサリーが少しずつあり、一緒に売れるか知りたい、という相談です。

金もプラチナも、一度に持ち込んで見てもらうことはできます。ただ、金とプラチナは単価が別なので、袋を分けておくとお店でも自分でも分かりやすくなります。

品物が少なくても、遠慮しなくて大丈夫ですよ。品位ごとの重さと単価を聞いてから決めましょう。

相談2:K18とK14が混ざっている。分けないと損をする?

K18とK14の品が混ざっていて、そのまま持ち込んでいいか迷っている、という相談です。

お店は品物ごとに品位を見るので、混ざっていても査定はしてもらえます。ただ、自分で分けておくと、どの品がK18として見られたかを確かめやすくなるんです。

K18とK14では1gあたりの単価が違うので、内訳を聞いた時に「この指輪はK14でしたか?」と確認できると安心ですよね。

相談3:ダイヤやプラチナが混ざった細工の金のアクセサリー

ダイヤが付いていたり、プラチナと組み合わさったりした金のアクセサリーを売りたい、という相談もあります。

金とプラチナの部分はそれぞれの品位で見られ、石の価値を見るかどうかはお店によって違います。先に「石の価値も見てもらえますか?」と聞いておきましょう。

石を自分で外すと、金の部分に傷が付くこともあります。外すかどうかも、お店に聞いてから決めてみてください。

よくある質問

刻印の違う金は、まとめて売れますか?

一度に持ち込んで見てもらうことはできます。品位ごとに単価が違うので、刻印で袋を分けておき、品位ごとの内訳を聞きましょう。

メッキの品も一緒に持って行っていいですか?

捨てずに別の袋に入れて持って行きましょう。金メッキを査定対象にしているお店もあれば、買取できないとしているお店もあります。

刻印が読めない品はどうすればいいですか?

磨かずに「不明」の袋に入れて、お店で見てもらいましょう。刻印の無い金・貴金属も査定できると案内しているお店もあります。

金とプラチナのコンビの指輪はどう計算されますか?

部分ごとに品位を特定するとしているお店があります。金とプラチナをそれぞれ何gとして見たかを、内訳で聞いてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • 刻印の違う金は、品位ごとに1gあたりの単価が違う
  • まとめて売る前に、刻印で袋を分けてメモしておく
  • メッキや刻印なしの品も捨てず、一緒に持って行って聞く
  • コンビの品は部分ごとに見られ、石の扱いはお店で違う
  • 合計だけでなく、品位ごとの重さと単価の内訳を聞いて決める

刻印全体の読み方は、金の刻印の見方ガイドにまとめています。

金の刻印.jp

金の刻印.jp 編集部

手元の金製品に打たれた刻印(K24・K18・750・GP・GF・ホールマーク・海外の表記など)の意味と、本物かどうかの確かめ方、刻印の無い金の扱い、査定に出すまでの流れを、公的機関・業界団体・各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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