当サイトの記事は、造幣局・国税庁・消費者庁など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、海外の公的機関の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
金色のネックレスやコイン型のトップに「K18 1M」「K18 3M」。K18の後ろに数字とMが続いていると、18金なのかメッキなのか迷いますよね。
結論から言うと、1M・3M・5Mのような「数字+M」は、K18の品位とは別の情報が付いている可能性があり、メッキの品かもしれないと考えて確かめるのが安全です。
K18 1Mの刻印をどう読むか、査定に出す前に何を見ておけばいいかをお話しします。
コイン型のトップに「K18 5M」と刻まれています。K18って書いてあるなら、18金ですよね?
K18の後ろに数字とMが続く時は、K18の文字だけで18金と決めないほうがいいんです。どんな刻印の組み合わせなのか、順番に見ていきましょう。
K18 1M・3M・5Mの「数字+M」は、品位とは別の情報です
JJA(日本ジュエリー協会)の規定では、めっきの厚みは「GP 3μm」のように、めっきの記号の後ろに最小の厚みの数値を付けて書きます。1M・3M・5Mという書き方は規定に無く、公的に決まった意味は確認できません。
まず押さえておきたいのは、K18の「18」と「1M」の「1」は別の数字だということです。
K18は金の品位(750=75%)を表す記号です。その後ろの「1M」「3M」は、K18とは別に付け足された情報と考えられます。
| 刻印の例 | 読み方の目安 | 公的な規定 | 確かめること |
|---|---|---|---|
| K18 | 18金(750) | JJA・JIS H6309で規定あり | 品位を店で測る |
| K18GP | 18金の色の金めっき | GP=金めっきとしてJJAで規定あり | 下の金属が何か |
| GP 3μm | 厚み3μm以上の金めっき | JJAの規定にある書き方 | めっきの品として扱う |
| K18 1M・K18 3M・K18 5M | 数字+Mが付いた金色の品 | 規定に無い | メッキの可能性を考えて店で測る |
| 22K1MC・750 4M | 品位の後ろに数字とM(とC) | 規定に無い | 同上 |
表のとおり、日本の規定で意味がはっきりしているのはGPやμmの書き方までです。

なぜ「数字+M」はメッキの可能性を考えるのか
『Mって何の略?』と思いますよね。
ここは公的な定義が確認できないので、記事で意味を断定することはしません。
ただ、手がかりはあります。
大黒屋の査定員コラムは、金メッキ製品の主な刻印として「M/3M」を挙げ、「メッキの厚さ」と説明しています。これは大黒屋の説明で、JJAの規定では厚みを「GP 3μm」のようにμmで書くとしています。
JJAの規定は、めっきの表示について「最小の厚みのμ(マイクロ)mの数値を記号の後に付す」としています。
つまり、数字と単位を記号の後ろに付けるという書き方自体は、めっきの表示と形が似ているんです。
アメリカのFTCのガイドも、金の電気めっきの基準を「純金に換算した厚さ(ミクロン)」で決めています。厚さの数字が入る刻印は、めっきの表示と結びつきやすい、ということです。
K18GPがそうであるように、K18の文字が入っていても、めっきの色や素材を表しているだけの場合があります。後ろに続く文字や数字まで含めて読んでみてください。
「K24金張5M」と書かれた品もあるんですが、これも同じ考え方ですか?
はい、同じです。金張りの文字があれば張りの品で、5Mの意味は公的に決まっていません。K24の文字だけで純金と決めずに、店で測ってもらいましょう。
K18IM・K18 Mと読める時もあります
『よく見るとK18IMって書いてある』という相談もあります。
刻印はとても小さいので、「1」が「I」に見えたり、数字がすり減ってMだけが残っていたりすることがあるんです。
- ルーペとライトを使い、角度を変えて1文字ずつ読む
- 「1」と「I」、「3」と「8」の見分けに気をつける
- K18と数字の間にすき間があるか、続いているかを見る
- 別の場所に750などの千分率の数字やGPの文字が無いか探す
- 読めた文字はメモや写真に残しておく
K18IMと読めても、K18 Mとしか見えなくても、数字やMが付いている時の考え方は同じです。
K18の後ろに数字とMが続いていたら、メッキの品かもしれないと考えて、店で確かめてもらいましょう。
刻印が読めない時の考え方はすり減った刻印の扱いでも取り上げています。
よくある相談:数字とMの刻印が気になる時
Yahoo!知恵袋には、数字とMの刻印についての相談がいくつも寄せられています。よく見かける3つに答えますね。
相談1:K18だけど5Mの金メッキのトップは安い?
K18の後ろに5Mが付いたコイン型のトップは、買取価格が安いのか、という相談です。
もし金メッキの品なら、金として評価される量はわずかになります。おたからやは金メッキ買取のページで「金の使用量はわずかなため、金としての価値はそれほど期待できません」と書いています。
一方で、おたからやは金メッキ製品も査定対象としていて、メッキの厚みと金の含有量を蛍光X線分析装置で非破壊で測ると案内しています。価格は品物ごとの査定になります。
相談2:22K1MCのブレスレット。1MCとは?
22Kの後ろに1MCと刻まれたブレスレットの相談です。
1MCという記号も、JJAの規定や造幣局の区分には載っていません。22Kの部分は、Kが数字の後ろにある書き方です。
意味を推測で決めず、22金なのかメッキなのかを店の検査で確かめてもらうのが確実です。
相談3:K18GPやK18GFと、K18 1MCは何が違う?
GPとGFは、JJAの規定で意味が決まっている記号です。
| 記号 | 規定での意味 |
|---|---|
| GP | 金めっき |
| GF | 金合金の質量比が20分の1以上の張り |
| 1MC・1M | 規定に無い(公的な意味は確認できない) |
GFの「1/20」は厚みではなく質量比、とJJAは書いています。数字の意味がそれぞれ違うので、似た見た目でも同じように扱わないことが大事です。
GPの意味はK18GPとは、K18の後ろの英字全般はK18の後ろの英字の刻印でまとめています。
数字とMの刻印がある品を査定に出す時
メッキの品の扱いは店ごとに違います。RE:TANAKAはメッキ品を「お買取りできないもの」に挙げ、コメ兵はGP・GFの表記があるものは買い取れないとしています。おたからやは金メッキ製品も査定対象です。
数字とMの刻印がある品が本当に18金なのかは、店の検査で分かります。
田中貴金属のRE:TANAKAは、刻印を目視で確認したあと、専用の蛍光X線検査装置で正確な品位を判定すると案内しています。
『もし本物の18金だったら?』と期待したくなりますよね。
もし18金と測れた場合は、品位ごとの単価で計算されます。
RE:TANAKAが2026年10月20日17:00に発表したリサイクル価格(税込・手数料込み)は、K18が15,214円/gでした。記事執筆日時点の参考値です。
例えば5gのK18なら76,070円という計算になります。メッキの品ならこの計算は当てはまらないので、刻印の読み方で期待しすぎないようにしておきましょう。
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刻印の読み方に迷ったら、査定で確かめる
刻印が読めない金や刻印の無い金も、店頭で品位と重さを確かめてもらえます。出張査定も選べるので、金額と内訳を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

- 刻印を1文字ずつ書き出し、写真に残す
- GP・GFなど、規定のある記号が無いか確かめる
- 磨かず削らず、そのままの状態で店に持ち込む
- 「K18の後ろの数字とMの意味が分からない」と伝える
- 品位と重さを測ってもらい、内訳を聞いてから決める
表面をこすってメッキかどうか確かめるのはやめておきましょう。
おたからやは、表面を磨くとメッキ層が薄くなり価値が下がる場合があるので、手を加えずそのまま持ち込むのが最適、と案内しています。
メッキや金張りの刻印は金メッキ・金張りの刻印一覧にまとめています。刻印全体の読み方は金の刻印の見方ガイドで確認できます。
よくある質問
K18 1Mの刻印は18金ですか?
1Mという書き方は公的な規定に無く、K18の文字だけで18金とは決められません。メッキの可能性も考えて、店で品位を測ってもらいましょう。
1Mの「M」はミクロンの意味ですか?
公的に決まった意味は確認できません。大黒屋のコラムは「M/3M」をメッキの厚さと説明していますが、JJAの規定では厚みは「GP 3μm」のように書くとしています。
K183Mと続いて刻まれている時は?
K18と3Mが続けて刻まれていても、考え方は同じです。K18の後ろに数字とMがある刻印として、店の検査で確かめてもらいましょう。
数字とMの刻印がある品は買い取ってもらえますか?
店によって違います。メッキ品を買い取らない店もあれば、金メッキ製品も査定対象とする店もあるので、持ち込む前に店の案内を確認してみてください。
まとめ
- K18 1M・3M・5Mの「数字+M」は、品位とは別の情報が付いている可能性がある
- JJAの規定では、めっきの厚みは「GP 3μm」のように書く。1M・3Mは規定に無い
- K18の文字があっても、後ろに数字とMがあればメッキの可能性を考えて確かめる
- 1と I の読み違いや、すり減りにも気をつけて刻印を書き出す
- 磨かずそのまま店に持ち込み、品位と重さを測ってもらってから決める






